「高齢者の膝痛、子供の膝痛の症状と違い」
2020年9月16日
〜第3回膝痛コラム〜
「高齢者の膝痛、子供の膝痛の症状と違い」
・高齢者・
年齢を重ねるとともに少しずつ関節の軟骨がすり減ったり削れたりすることで表面が荒れて、慢性的な炎症や変形が起こります。また、膝の関節には常に体重の4~6倍の負荷がかかっているため、肥満も大きな原因になります。他にも、膝の内側に極端に負荷がかかるO脚や、閉経後のホルモンバランスの変化によって骨がもろくなることにも関係があるとされます。
・子供・
成長痛は3歳から12歳くらいの子供に起こる足などの不調です。成長痛が起こりやすい場所は、膝から足に掛けて多いですが、股関節・踵・ふくらはぎ・太もも等でも起こります。
成長痛で感じる痛みには個人差があり、泣いてしまうほど痛がる子供もいます。
成長痛の原因は未だはっきりとは解明されていませんが、成長期の子供は骨や筋肉、関節が成長途中の段階で柔らかいため、激しく動く等の疲労により不調が生じやすいことも考えられています。また精神的なストレスも成長痛の原因になるといわれています。