こんにちは 名古屋ハピネス鍼灸整骨院 院長の土屋です
今年も残すところあと僅かとなりましたね
寒さが本格的になり、今まで何とか耐えていた持病が冷えによって
再発してしまう症例が多くなって来ました。
普段シャワーで済ませてしまう方も、ゆっくり湯船に浸かり体を芯から温めて
血行促進を心がけましょう。一人暮らしで毎日お風呂にお湯張るのはもったいない
と言う声もお聞きします。
そこで活躍するのが「貼るカイロ」です。へその下や腰、骨盤(仙骨)、第7頚椎(首の背骨の中でも後ろに大きく出っ張っている部分)に貼ると血液循環が活性化して、腰痛や肩こりの予防となります。ただし就寝前に貼ってから寝てしまうと”低温やけど”を起こすリスクがあります。衣類を二重にするなど工夫して対策もできますが、あくまでも自己責任でお願いします。
今回は扁平足についてお話します。
扁平足とは
足裏には横アーチ、内側縦アーチ、外側縦アーチの3つのアーチがあり、歩行や階段の上り降りなどで生じる地面からの衝撃を分散して和らげるクッションの役割をしています。
扁平足はその中の「内側縦アーチ:土踏まず」の部分が下がっていて足の裏が平たくなっている状態の足の変形です。痛みや障害がなければ必ずしも治療の必要はありません。
原因は
・幼少期に足裏の筋肉や足関節を支える靭帯などが未発達だった
・足の指を使わない歩き方をしている
・運動不足や歩かない生活習慣により足の筋力低下
・急な体重の増加により足に負担がかかっている
・足に合わない靴を無理して履いている
扁平足のデメリット
・長時間のウォーキングや立ち仕事で足がむくむ、疲れがたまる
・スポーツなどで故障しやすくなる
・バランス、姿勢が悪くなり、膝や腰を痛めやすくなる
・外反母趾、足底腱膜炎、アキレス腱周囲炎、変形性膝関節症の原因になる
治療法
・足の指先まで体重を乗せるようにして歩く
・つま先立ち、足の指でグーチョキパー運動を行う
・足裏の筋肉だけでなく脛やふくらはぎの筋肉のストレッチも行う
・インソールやテーピングでアーチをサポートをする
実際に腰痛、股関節痛、膝関節痛、O脚などの悩みでご来院されている方の足の形をチェックすると、扁平足や外反母趾など足の変形が見られたりします。直接足の痛みがなくとも、負担が蓄積して別の部位に症状に関与しているケースです。
当院では、足関節を構成している骨格のバランスを手技で調整する「関節矯正」、足周りの「テーピング」、スネやふくらはぎの筋肉の緊張を深部からほぐす電気治療器「ハイボルテージ」など、患者様一人一人の症状に応じて必要な施術メニューを組み合わせております。